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日々

わかくさの平屋 上棟

2024-07-12
カテゴリ:お知らせ,チルチンびと,新築,わかくさの平屋
イケダはオールとちぎ材を使用しています
【イケダの使う木】
 
 
無垢杢工房イケダが扱う木はすべてとちぎ材です。

栃木の豊かな台地に育てられた杉や桧を主に使用しています。

構造材に使用しているのはほとんどが桧。
香りが良いことで有名な桧ですが、そのほかにも水に強く、軽い材料です。
表面の木目も美しく、赤身の部分はピンク色で優しい気持ちにさせてくれます。
古くから、尊い木として扱われており、お寺や神社などにたくさん使用されてきました。


油があるのも特徴で、そのおかげで艶があり、きれいな仕上がりになります。
また、イケダで製材したときに出る鉋屑は近くの酪農家、動物園に寄付し、偶蹄目のベッドになるだけでなく、牛たちの爪も桧の油でコーティングされて保護されています。ベッドになり、糞と混ざった物は、畑の肥料に。
ちょっとしたSDGsですよね♪

また、桧は木材を腐らせる腐朽菌(ふきゅうきん)の繁殖を抑えるαカジノールという成分が発見されたそうです。
αカジノ-ルは抽出油に含まれる香り成分で、皆さんおなじみの桧の香りがコレです。
さらに、桧の成分にはダニやシロアリを防ぐ効果もあります。桧の木くずの中では、ダニが死滅することが実験でもかしかめられているそうです。

消臭効果も認められていて、アンモニア臭も消臭する効果が得られるとか。

桧が建築材として使われているのは、抗菌作用による防腐作用や防虫効果だけでなく、伐木した後の強度の特性です。
法隆寺に使用されている桧は、1300年経った今でも伐採時と同じ強度といわれているほどです。(※ネット参考資料より)


昔の人はちゃんとそれを知っていて木とともに暮らしてきたのですね。






千枝美
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