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日々

わかくさの平屋 左官 

2024-10-11
カテゴリ:お知らせ,チルチンびと,新築,わかくさの平屋
左官  ~歴史~

なぜ『左官』というのでしょうか?

それには諸説あるようです。
一つ目は、職人に左利きが多かったという説。
コテを使い緻密な作業をこなせるのが左利きとされたそうです。

二つ目は、古代において『左側』が運気や気運を担う方向として重要視されてきた文化があったそうな。
右大臣、左大臣も左のほうが偉かったのです。

そして気になる『右官』。そのような名前の職業は歴史上存在しておりません。
それもどうやら左官が重要視されてきた文化的背景によるものです。
ある古文書では左官が徳を積むための道とされ尊敬される職業として記載されています。
このように、左官は職業以上に深い文化的背景を持っています。



さて9月から10月にかけて旬を迎える栗。

栗はイガが、果物でいう皮の部分で、中の茶色い硬いところは本来は果実と同じ分類だとか。

初めて、栗を食べたのは縄文時代。長野県上松町にある縄文時代草創期の「お宮の森裏遺跡」の竪穴住居跡から約1万3千年前のクリの実 が出土されたそうです。
大昔から栗は人々に愛され食べられ続けてきたのですね~

栗は栄養価が高く、いも類(生)よりも多くのエネルギーが摂れる優れた食材。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。農林水産省参照

また、食べ方もさまざまでに楽しむことができますよね!
難しそうに見えますが、まずは、そのまま塩ゆでしてみてください。
ゆでてから半分にカットしてスプーンですくってパクッ

それだけでもおいしいですよ!

さて、今年は会社の栗林でわたくし千枝美、初めての栗拾いをしました。
無心で拾う・・と言いたいところでしたが、大量に発生している蚊からの攻撃に耐えながら拾わねばなりません。
全身に虫よけをまき散らしても効かない蚊たち・・・田舎の蚊は強い・・・!
午前中、蚊と孤独に耐えながら拾った栗を1時間以上水に漬け込み、中にいる虫をやっつけたり栗の汚れ取りをします。
そして午後は仕分け。大きさ虫食いなどをひとつひとつ目で見て選別していくのです。
途方もない栗作業に心が折れそうになりながら、3kgごとに袋詰めをしていきます。
ここから約10日~14日ほど低温倉庫に寝かせます。そうすることでデンプンが糖に代わり甘さが引き立つそうです。

さて。この栗どうなるかといいうと・・・現在ただおみ温泉にて栗ご飯、焼き栗として販売されております。
期間限定商品ですので、ぜひこの機会に温泉に入りに足をお運びくださいませ。
(最後は宣伝だ笑)


千枝美
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